テイラーのコンサートは、グラミー賞授賞式後初にして今年初。日本公演は2018年11月の東京ドーム公演以来5年3ヶ月ぶりとあり、開演を告げるカウントダウンがスタートすると、東京ドームを埋め尽くした5万5000人の歓声の嵐が沸き起こった。定刻きっかりの午後6時、キラキラの水着風の衣装にブーツを合わせたテイラーが登場し、華やかなショーはスタートした。 テイラーは「コンバンハ、トーキョー!」と日本語であいさつすると「『The Eras Tour』へようこそ!約4年ぶりの日本でみんなにお会いできてうれしいです。4公演完売はすごいし、うれしいです。この18年のEra(18年のテイラーのキャリア)を一緒に楽しみましょう」と呼びかけた。
昨年3月からスタートしたワールドツアーは、今年12月8日まで、約1年9ヶ月にわたって全151公演が行われる超ロングランツアー。北米ツアー(昨年3月17日〜8月上旬)、中南米ツアー(同8月下旬〜11月下旬)を経て、日本に上陸した。今回のツアーでは、これまでに発表してきたアルバムごとにパートを分け、テーマや衣装を変えて構成している。
オープニングは7thアルバム『Lover』(2019年)の楽曲で幕開け。続いて、10代でリリースした2ndアルバムの表題曲「Fearless」(2008年)では、当時のテイラーのトレードマークだった“ハンドハート”を掲げ、観客は大歓声とハンドハートで呼応した。
4thアルバム『Red』(2012年)パートの「22」ではキャップをかぶって登場すると、選ばれた女性ファンに自身のキャップ をかぶせるファンサービスで交流。さらに、「10分間お楽しみください」と伝えると、名曲「All Too Well」を10分間のフル尺で熱唱した。
テイラーは、グラミー賞のスピーチでも「この瞬間が人生最高の瞬間だけど、この幸せは曲やミュージックビデオを完成させたときやダンサーとリハーサルをやるとき、これから東京でショーをするための準備をしているときと同じです」と、東京ドーム公演の準備にも幸せを感じていることを伝えていたが、この日のステージでも「東京に来るのが本当に楽しみだったの」とにっこり。
グラミー賞での受賞も報告し「これ以上感謝してもしきれないくらい感謝しています。本当にすばらしい1週間でした」と興奮気味。グラミーのスピーチではニューアルバム『The Tortured Poets Department』を4月19日にリリースすることをサプライズ発表したが、裏話として「受賞せずにスピーチがなかったら、実は東京公演で発表しようと思っていたの」と茶目っ気たっぷりにバックプランを明かした。
公演ごとに用意しているサプライズソングでは、アコースティックギター弾き語りで「Dear Reader」を、ピアノ弾き語りで「Holy Ground」を披露。大歓声を浴びたテイラーが手を振って応えると、テイラーがプール化したLEDステージに飛び込むサプライズ演出でも沸かせた。
ラストは「年間最優秀アルバム」受賞作品『Midnights』パートで締めくくり、グラミー賞直後に来日する強行軍ながら、3時間15分にわたって45曲も披露する熱いステージに観客は狂喜乱舞。コートの下にテイラー顔負けの総スパンコールのド派手衣装を仕込んできたスウィフティーズ(テイラー・スウィフトファン)も多数見受けられた。熱狂の東京ドーム公演は10日まで開催され、4日間で22万人を集める。
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