女優の佐藤仁美(44)が、13日放送の日本テレビ系「あのとき告っていたらどうなった?~今夜、芸能人たちがド緊張の生告白SP~」(後9・00)に出演し、芸能界入りのきっかけになった憧れの人気俳優と対面を果たした。
過去に思いを寄せていながら、思いを伝えきれなかった片思いエピソードを披露するバラエティー特番の第5弾。佐藤が挙げたのは、高校時代に憧れていた人気俳優だった。ファッションリーダー的な存在でもあったその俳優への思いを募らせ、15歳で芸能界入りを決意。ホリプロタレントスカウトキャラバンに応募し、4万3723人の中から見事グランプリをつかみ取った。
グランプリの特典は、ドラマのヒロイン役。しかも、相手役はその憧れの俳優だった。撮影中もキュンキュンしまくりだったが、クランクアップ後はあまり共演もなく、今に至るという。
「本当に大ファンで、写真集も持ってたし、好きすぎて占いとかに行って、彼と結婚できますか?って」。思いを熱弁する佐藤の前に登場したのは、俳優・武田真治(51)だった。
佐藤は下を向いて話すなど、いつになく緊張気味。「いいにおいしますね」と、笑いながら顔をそむけた。
2人は04年のTBS系ドラマ「砂の器」を最後に、20年共演がなかったという。「全然、変わらないですね。真治さん」と問いかける佐藤に、武田は「そのまま返すよ。全然変わらないよ?」と甘い言葉でささやいた。佐藤は再び顔を横に向けながら「変わりましたよ…変わりましたよ…」とつぶやくのがやっとだった。
佐藤の思いに、武田は気づいていなかったようで、「撮影中ってそういうそぶり、まったくなかったなって。出されてました?何か」と素朴な質問をぶつけた。佐藤は「真治さん、真治さんってなっていたら怒られるなと思って、陰でずっと見てました。あ、リップ塗ってるとか」と告白した。
佐藤はたどたどしい口ぶりで、「あの時、告白していたら、ど…どうなっていたでしょうか?」と、ストレートに尋ねた。武田は「正直言うと、難しかったかなと思うんだ」と答えた。グランプリを獲得し、スターの卵として入ってきた佐藤の立場も考え、「それがデビュー作で出会った俳優とどうにかなるって、たぶんあまりいいことじゃなかったと思うんだよね」と説明した。
また武田は、佐藤が当時、事務所の寮に住んでいたことを確認し、「ホリプロの寮にホリプロの武田真治が電話するとなったら、あっという間に社内でも…」とジョークまじりに話した。
佐藤は「そうですね…ありがとうございます」と、武田の言葉を受け止めつつ、ドラマの裏話を1つ披露した。「当時のドラマに高岡早紀さんも出てたんですよ。(武田は)ずーっと高岡さんとしゃべってた…」。武田の表情はみるみる曇り、「俺は…高岡さんを目で追ってた」と告白。ひな壇からは「三角関係!?」と驚きの声が上がっていた。
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