2024年5月22日 17:00
石原さとみが主演を務め、「ヒメアノ~ル」「空白」などで知られる吉田恵輔(※「吉」は“つちよし”が正式表記)が監督を務めた「ミッシング」(公開中)。本編冒頭映像の公開とともに、平日動員が“異例“の事態が起こっていたことが判明した。
ある日突然いなくなった幼い娘。その帰りを3カ月間、懸命に待ち望みながら、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄される母親・沙織里(石原)とその家族。事件により世間の注目を浴びた事により、謂れのない誹謗中傷や好奇の目に晒されながらも「いつか必ず会える」と信じ続け、出口のない迷路を彷徨い続ける。
5月17日に公開された本作は、初週末の3日間で約7.5万人が劇場に足を運ぶ好スタートを切った。通常は平日に比べ、仕事や学校などが休みで時間の作りやすい週末や休日の方が劇場来場者は増える傾向にある。ところが、本作では上映館257館のうち、約半数とも言える劇場において「月曜日の動員数が、週末金土日のいずれかの動員数を上回る」という“異例”ともいえる活況を見せているのだ。
配給のワーナー・ブラザース映画の発表によると、257劇場のうち113劇場で、その現象が起きているという。ワーナー・ブラザース映画営業部長の鈴木氏は、以下のように語っている。
「公開初週末に早速観てくださったお客様から寄せられた、『ハンカチ必須。涙が止まらない』『今年No.1確実』『優しい光を感じる』といった、尋常ではない熱量の感想がSNSを中心に一気に広がっている。こんなにも多くの人が自らの言葉で熱い感想を発信するのは珍しい。何よりも本作でも描かれていることの一つ、<SNS>というツールを使用して作品の凄さを伝えたいという気持ちで溢れている。本作を観た人たちは、何か優しい気持ちに必ずなる。この映画を一人でも多くの人に届けることが優しい世の中を作る、という気持ちに揺れ動かされているのでは」
冒頭映像は、この盛り上がりを受けて解禁されたもの。失踪した幼い娘の思い出のシーン、そこから一転、娘を懸命に探す3カ月後の疲弊した母・沙織里(石原)と父・豊(青木崇高)。進展ない状況のため、キー局の取材が無くなる中、唯一家族の取材を続ける地元テレビ局の記者・砂田(中村倫也)とそのクルー。そして、SNS上で「事件に関与しているのでは?」と噂される沙織里の弟・圭吾(森優作)の姿など、細かな登場人物の設定が明らかになっている。
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