笑顔で鬼指導? 胡蝶しのぶの「全集中の呼吸法」
TVアニメ『鬼滅の刃』柱稽古編が、2024年5月12日(日)に放送スタートしました。第1話で「元音柱」の「宇髄天元」によって各柱たちの稽古の内容も説明され、今後の展開への期待もますます高まっているのではないでしょうか。
「柱稽古」では、鬼の始祖である「鬼舞辻無惨」との総力戦に向けて、主人公の「竈門炭治郎」ら一般隊士が、鬼殺隊剣士の最上位である「柱」たちのもとをまわって稽古をつけてもらいます。天元によると、その内容は「霞柱」の「時透無一郎」による「高速移動の稽古」、「恋柱」の「甘露寺蜜璃」による「地獄の柔軟」、「蛇柱」の「伊黒小芭内」の「太刀筋矯正」、「風柱」の「不死川実弥」の「無限打ち込み稽古」、そして最後は「岩柱」の「悲鳴嶼行冥」の「筋肉強化訓練」という順になっており、いずれもおそろしくキツイ稽古のようです。
さて、ここで疑問に思う方もいるでしょう。「遊郭編」の後に引退した天元が参加しているにもかかわらず、現役の柱である「水柱」の「冨岡義勇」と「蟲柱」の「胡蝶しのぶ」の名前が挙がっていません。
緊急柱合会議後の柱たちの話し合いを中座した義勇はまだ想定の範囲内ですが、驚くことにしのぶも不参加なのです。もちろんふたりとも、それぞれに深い理由のあることが後に分かるものの、やはり彼らの「鬼コーチ」ぶりが見られないのは残念ではあります。そこで、この記事では、もしも義勇としのぶが柱稽古に参加していたら、隊士たちに対して何の稽古をつけていたのかを妄想してみましょう。
まず、しのぶが柱稽古に参加していたら、彼女が担当したのはおそらく「全集中の呼吸法」の稽古でしょう。
鬼殺隊の隊士が鬼を倒すためには、「日輪刀」を手にするだけでは不十分です。「呼吸法」によって肺を大きくし、血中に酸素を大量に取り込んで爆発的に力を増幅することで、隊士たちは鬼と渡り合うことができるようになります。
この「全集中の呼吸」は炭治郎曰く、「少し使うだけでも、かなりきつい」もののようです。しかし、その全集中の呼吸を「常中」させる、つまり「朝も昼も夜も寝ている間もずっと」できるようになることがポイントで、できる人とできない人では「天地ほど差が出る」といいます。
炭治郎と「伊之助」、「善逸」は、那田蜘蛛山での戦いの後、蝶屋敷での機能回復訓練で、「全集中の呼吸の常中」を習得しました。実際に彼らの訓練に付き合ったのは「きよ」「すみ」「なほ」の3人娘と「神崎アオイ」、炭治郎の同期でしのぶの「継子」になっていた「栗花落カナヲ」ですが、その訓練法を確立したのはしのぶであると考えられるので、彼女には柱稽古で呼吸法をみんなに教えて欲しかったものです。
そうすれば炭治郎たちの先輩である「村田さん」のように、水の呼吸を使っていても「薄すぎて水が見えない」程度だった隊士も大いに成長し、鬼殺隊全体の底上げになったでしょう。
順番としては、天元の「基礎体力向上」の次が順当かと思いますが、彼女の場合「柱訓練による隊士の能力の変化」をデータとして取りたいはずです。そのため、柱稽古前の身体検査と体力測定に合わせて呼吸法強化訓練を行い、最後の悲鳴嶼さんの稽古が終わったら蝶屋敷にて柱稽古後の身体検査と体力測定に加えて、ボロボロになった身体の治療という流れも良いかもしれません。
一方の義勇は、本来なら柱稽古で何の訓練を担当すべきだったのでしょうか。
※以降、『鬼滅の刃』のまだアニメ化されていないシーンの記述があります。原作マンガを未読の方はご注意ください。
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