将棋の八大タイトルの1つ「叡王戦」の第2局が23日に行われ、挑戦者の菅井竜也八段(31)が藤井聡太六冠(20)に勝ち、1勝1敗の五分に戻しました。
この結果、来月28日に宮古市で第4局が開催されることが決まりました。
「叡王戦」五番勝負は、タイトルを持つ藤井六冠に菅井八段が挑み、初戦は藤井六冠が勝利して、続く第2局が23日、名古屋市で行われました。
菅井八段が徐々にリードを広げ、115手までで藤井六冠が投了し、1勝1敗の五分に戻しました。
叡王戦は先に3勝した方がタイトルを獲得しますが、1勝1敗となり最も早い決着は第4局となりました。
このため来月28日の日曜日に、宮古市の「浄土ヶ浜パークホテル」で予定されていた叡王戦、第4局が行われることが決まりました。
宮古商工会議所の会頭で、日本将棋連盟岩手県支部連合会宮古支部の花坂康太郎支部長は「きのうはドキドキしながらずっと対局を見ていました。タイトル戦は注目も集まるので、地域が盛り上がるように大盤解説や昼食の準備を進めていきたいです。きょうから問い合わせも増えるかなと楽しみにしてます」と話しています。
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