本作は北海道を舞台に、PICU(小児専門の集中治療室)で子供の命と向き合う医師の姿を描くメディカルヒューマンドラマ。主人公・志子田武四郎を吉沢が演じるほか、安田顕、生田絵梨花、高杉真宙、菅野莉央、甲本雅裕、中尾明慶、木村文乃がキャストに名を連ねる。
高梨は、安田扮するPICU科長・植野にヘッドハントされ、家族で北海道へ移住してきた看護師・羽生仁子(はぶにこ)役で出演。元気で明るい性格の彼女はPICUのムードメーカーで、頼りない武四郎をいじりながらも鼓舞する役どころだ。
本作について高梨は「子どもたちはもちろん、医師たちの心も支えられるような、優しく明るい看護師を演じられたらと思っています」と意気込みを述べ、「何が正しいのか、正しくないのか、どうすれば子どもたちの命が救えるのか、視聴者のみなさんにも、一緒に考え、楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメントした。
倉光泰子が脚本、平野眞が演出を担当する「PICU 小児集中治療室」は10月10日に放送スタート。
PICU 小児集中治療室
フジテレビ系 2022年10月10日(月)スタート 毎週月曜 21:00~21:54
高梨臨 コメント
台本を読んだ感想
PICUという“子どものためのICU”で奮闘する医師たちのいろんな想い、葛藤が描かれていて、とても考えさせられました。そして北海道という広大な場所だから起こりえる搬送の問題など、子どもの未来を救うために何ができるのか、自分自身も一緒に考えながら読みました。
作品への意気込み
久しぶりの月9出演、嬉しく思っています。今回、PICUの看護師を演じさせていただくにあたり、実際のPICUへ見学に行き、看護師長さんのお話を聞かせていただきました。小さな身体で一生懸命生きようとする子どもたちの姿を実際に見て、声にはならない、心から救われてほしいという気持ちになりました。看護師として、子どもたちはもちろん、医師たちの心も支えられるような、優しく明るい看護師を演じられたらと思っています。
視聴者へのメッセージ
個性豊かなメンバーたちが、仲間になり、みんなで考え、命を救うために闘います。何が正しいのか、正しくないのか、どうすれば子どもたちの命が救えるのか、視聴者のみなさんにも、一緒に考え、楽しんでいただけたら嬉しいです。
金城綾香(プロデューサー)コメント
高梨臨さんとは自分が初めてプロデュースさせていただいた「5→9~私に恋したお坊さん~」からのお付き合いで、本当に長いお付き合いだなと思っています。ご本人自体は、華奢ですごく柔らかい印象の方なのですが、安心してどんなお芝居も任せられる女優さんで、すごくどっしりとした方なんです。「監察医 朝顔」や「犬神家の一族」(2018年)では悲劇的な役をお願いしていたのですが、実際はとても屈託のない方なので、ぜひ一度そういう役柄でご一緒したいと思っていました。羽生はベテランの看護師長です。一番そばで子どもに触れ合っていますし、自分も子どもがいるからこそ、そこにいる保護者の気持ちは痛いほどよく分かっている。だからこそ、彼女はいつも太陽のような笑顔で、武四郎や植野のお尻を叩きながら、今日も元気に働いているのです。彼女のような縁の下の力持ちがどんな組織にもきっといて、控えめな場所からいろんな人を応援してあげているのだと思います。ぜひ、高梨さんには上司になってほしいとみんなに思われるような、明るくて肝っ玉の座った羽生さんを楽しんで演じていただきたいです。
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