18歳鈴木福の目標は「お別れの会」“お葬式”コメディー公開稽古「してもらえるくらいビッグに」 - 中日新聞

笑顔で手を振る（左から）しゅはまはるみ、川島海荷、石野真子、鈴木福、羽場裕一

　女優石野真子（61）や俳優鈴木福（18）らが29日、東京・新国立劇場小劇場で、この日初日の舞台「きっとこれもリハーサル」（同所で10月13日まで）の公開稽古と開幕直前取材会に出席した。

　「喪主の練習がしたいの」という主人公の太田弘江（石野）の突拍子もない発言から、急きょ葬式の練習をすることになった家族が繰り広げるハートフル“お葬式”コメディー。太田家の長男・賢一に鈴木、太田家の長女で賢一の姉・泉美に川島海荷（28）、近所の葬儀屋・斎藤美香にしゅはまはるみ（48）、そして弘江の夫・昭雄を羽場裕一（61）が演じる。

　理想の葬式を聞かれた石野は劇中同様「斎藤さんに聞いて考えます」と回答。川島は「かわいいひつぎに入りたい。お金をためて　そのひつぎが買えるように頑張る」と語った。鈴木は芸能人が死去した際に開かれる“お別れの会”に言及し、「あれをしてもらえるくらいビッグになりたい」と将来の目標に挙げた。

　最後に石野は舞台について「家族という不変のテーマで、家族の問題は大なり小なりあると思う。いろんな方に身近に感じていただけるのでは」とPRした。

　大阪公演は10月22日に大阪市のCOOL　JAPAN　PARK　OSAKA　TTホールで。