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天海祐希主演の人気ドラマシリーズ「緊急取調室」が初映画化され完結 最後の敵は首相 23年6月16日公開 - サンスポ

左から田中、塚地、鈴木、大倉、でんでん、速水、天海、小日向。キントリの面々が劇場版でシリーズ最強の敵と戦う©2023劇場版「緊急取調室 THE FINAL」製作委員会

女優、天海祐希(55)が主演するテレビ朝日系ドラマシリーズ「緊急取調室」が初映画化され、10年目にして完結することが11日、分かった。来年6月16日公開の「劇場版 緊急取調室 THE FINAL」(常廣丈太監督)で、〝キントリ〟の面々がシリーズ最強の敵、国の最高権力者、首相に立ち向かう。主人公・真壁刑事を演じる天海は「ラストを映画で飾れるなんて、こんな光栄なことがありましょうか」と大感激だ。 長きにわたり多くの刑事ドラマファンに愛されてきた「キントリ」がスクリーンで完結する。

同シリーズは、たたき上げの刑事・真壁有希子(天海)やくせ者ぞろいのベテラン取調官たちによる緊急事案対応取調班(通称・キントリ)が、一筋縄ではいかない犯人と〝言葉の銃撃戦〟を繰り広げ、事件の裏に隠された真実を暴く物語。

2014年1月期にスタートし、連続ドラマが4シーズン、スペシャルドラマが2回放送され、全39話の平均視聴率は13・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)という高い数字を記録。生身の人間同士の死闘をスリリングに描いた爽快感あふれるストーリー展開が人気となり、天海の代表作の一つとなった。

共演も田中哲司(56)、でんでん(72)、小日向文世(68)、速水もこみち(38)、鈴木浩介(48)、塚地武雅(51)、大倉孝二(48)という日本を代表する実力派の名バイプレーヤーが脇を固め、ドラマを盛り上げてきた。その全員が劇場版でも顔をそろえる。

今年正月放送のスペシャルドラマまで約100人の被疑者を取り調べてきたが、最後に立ちはだかるのは日本の最高権力者、首相だ。果てしなく巨大な敵にキントリは、どんな作戦で挑むのか。

天海は「キントリが劇場版になる?! とても驚きました。こんな光栄なことがありましょうか!」と喜び、「ラストを映画で飾れるなんて! キントリのラストに、これまた強力なゲストの方々がご出演くださいました」と、今後発表される首相役など豪華共演陣を予告した。

すでに今年5月下旬にクランクインして7月に撮了しており、来年6月の公開へ向けて現在編集作業中。首相役は大物俳優をキャスティングしており、いったい誰なのか、どんなフィナーレを迎えるのか、期待は高まるばかりだ。

◆脚本は井上由美子氏が続投 劇場版の脚本は「きらきらひかる」「14歳の母」「白い巨塔」など幅広いジャンルの代表作を持つ井上由美子氏で、ドラマから続投する。第1シーズンから完全オリジナルストーリーで手掛けており、ファイナルを劇場版ならではの壮大なスケールで描くという。監督もドラマからの続投で、テレビ朝日の常廣丈太氏が務める。

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