本編終了後のアンコール明けには、4期生を含めた全員でデビュー曲「キュン」を披露した後、メンバーが「愛萌さーん!」と呼ぶと、この日に卒業のあいさつをすると発表していた宮田が、黒のドレス姿で登場した。 宮田は「卒業発表して以来、体調の都合でライブに出られなくて。今回も出たいとずっといい続けていたんですけど、最後かなわなくて申し訳ないなとずっと思っていた。でも、こうしてごあいさつできて、みんなの前に出られたということはうれしいです。きょう、『卒業セレモニ―ができないアイドルでごめんね』って言おうと思ってた。でもここに立つまでにメンバーやスタッフのみなさんが協力してくれて、そんな中でみんなに『ごめんね』って言うのも違うなと思ったので、いっぱいの感謝を伝えたいと思ってこの場に立ちました」と現在の心境を吐露した。 続けて「加入してから、大変なことやつらいこともいっぱいあったんです。大学の両立とか全然できないと思って。でも本当にしんどいなと思ったときに、(柿崎)芽実さんから『疲れたね』って何気なく言ってくれた一言がすごいうれしかった。あと、本当に大変なときに(井口)眞緒ちゃんがずっと私の面倒を見てくれたんです。あとは影ちゃんが連絡いっぱいくれたりとか、(佐々木)久美さんも相談に乗ってくれたし、後輩たちがいたから、まっすぐ立とうと思えました」と先輩や後輩、同期への感謝の言葉をつむいだ。
「正直、本当に苦しくて、もっと早くに卒業しておけば良かったと思うことが何度もあって、なんでこんな辛い思いしてまでやっているんだろうと思うこともあった。それでも絶対に勝ちたいと思って。絶対負けないって、続けてきたからこそ出会えた人たちがいて、こうしてみんなにも会えて良かった。頑張ってきたことも良かったんじゃないかなと思います。みんなのことが本当に大好きで、大切で、一生忘れない。みんなに私のかけらがちょっとでも残ったらいいなとすごく思います。どうだろう、残せたかな」と話すと、会場からはあたたかい拍手が起こった。「本当にちょっと引くほどみんなのこと好きなんです!最近の日常の中でミーグリが一番好きなんです。みんなの存在が、私の頑張る意味になっていたと思います」とファンへ語りかけた。
最後に「日向坂46は続いていくと思うんですけど、みんなのことちゃんと支えてあげてくださいね。私は何があってもメンバーの味方でいると思うし、絶対に日向坂46で良かったと思って卒業していくようなグループになってほしいなと思います。これからもみんなのことよろしくお願いします!」と呼びかけた。宮田が「2期生召喚!」と同期メンバーを呼ぶと、富田鈴花の提案で、宮田の一番好きな曲をアカペラで歌うことに。宮田がオーディション時から“推し”と語る丹生明里のセンター曲「君のため何ができるだろう」をチョイスすると、宮田を囲い全員でアカペラ歌唱。同期メンバーのプレゼントに宮田もこの日初めての涙を見せた。
2期以外のメンバーもステージに上がると、佐々木久美は「2期生がみんなで歌っているのを見て泣けてきちゃった。まなもをみんなで送り出すことができて良かったなと思いました。おかげで日向坂に色がついた部分がたくさんあるから、たくさん感謝しているし、やりたいことをやって、幸せな人生を歩んでほしいと思います」とエールを送った。さらに小坂菜緒も「愛萌は最年長で入ってきたんですけど、中心に立ってまとめてくれていた。この約5年間で、愛萌が頑張ってきたことってすごく大きい。ここまでよく頑張ってくれたなという思いと、本当にありがとうの言葉を送りたい」と感謝を込めた。
そして最後の曲「JOYFUL LOVE」では、宮田が代名詞のぶりっこで曲紹介。ファンがブロックごとにペンライトの色を変えて七色の虹を作り、メンバーが虹色の会場をトロッコで回った。歌唱後、最後に1人残った宮田は、会場のファンを見わたし「日向坂になって良かったかもしれない!」と笑顔を見せ、“最敬礼”で最後のステージを締めくくった。
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