「にじさんじ」を運営するANYCOLOR株式会社と「ホロライブプロダクション」などを手がけるカバー株式会社は5日、誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)行為などに対する「共同声明文」を発表。今後、2社が連携して対策強化に取り組んでいくと発表した。 声明文では、「私たちは、VTuber 事業を開始して以降、多くのファンの皆様に私たちの各種コンテンツをお楽しみいただき、皆様から大変温かいご声援をいただいておりますことに、日々大きな喜びを感じております」と感謝を伝えながら、「一部の方々による、所属バーチャルライバー/所属タレントの名誉又は信用を徒に貶め、VTuber 活動を不当に妨害する意図をもった誹謗中傷行為等が存在することも事実であり、誠に遺憾です」と伝えた。 続けて「これらの誹謗中傷行為等は、インターネット掲示板やSNS等において、匿名のもと気軽に行われている現状がある中で、所属バーチャルライバー/所属タレントの心を傷つけ、その活動が困難な状態に陥らせ、ひいては彼ら/彼女らの人生をも狂わせてしまうことがございます」とし、これまでも両社で啓蒙活動や各種対策を講じてきたと説明。その上で「今後はさらに進んで、同対策の実行に際して、状況や事案に応じて両社で手を取り合い、誹謗中傷行為等の根絶に向けて邁進していく所存でございます」とした。
具体的に、「所属バーチャルライバー/所属タレントに対する名誉毀損行為、プライバシー権の侵害行為、『荒らし』行為等の営業権の侵害行為、殺害予告・ストーカー行為等の攻撃的行為に対して、その対策の実行にあたってのノウハウの共有、(両社の所属バーチャルライバー/所属タレントを被害者とする事案に関する)法的措置を含めた各種対策の連携、警察諸機関と両社との連携体制の構築等を行ってまいります」と明記。
今年10月から11月にかけて、両社は「所属バーチャルライバー/所属タレントの名誉又は信用を貶める情報を掲載していると判断した一部のいわゆる『まとめサイト』運営者に対して連携して交渉を行い、同サイト運営に対して、今後両社及び所属バーチャルライバー/所属タレントへの権利侵害及び誹謗中傷等の助長行為を一切行ってはならない旨の一定の条件を付す形で、示談書の締結に至っております」とも報告した。
最後に「私たちは、この度の両社の連携及び今後私たちが実行する各種対策の実行を通じ、所属バーチャルライバー/所属タレントが安心して活動できる環境づくりに向けた大きな一歩とすべく、引き続き体制強化に努め各種対策に取り組んでまいります。これからもご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます」と結んだ。
【ご報告】
にじさんじ所属ライバー「郡道美玲」の信頼を貶める形で、その配信内での発言内容を歪曲して拡散した成人女性との間で和解が成立したことをご報告いたします。弊社は所属ライバーに対する名誉毀損、信用毀損行為につきましては、法的対応含め厳しく対処いたします。
— ANYCOLOR株式会社 (@ANYCOLOR_Inc) November 16, 2022
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