さらに「だって、息子のやさしいところはりゅうちぇるからもらったものやから。やさしさは絶対にわたしの遺伝子じゃなく、りゅうちぇるのやから。笑少し話がそれてしまうけど、わたしたちが19歳くらいの頃2人で電車に乗っていたら、目の前に立っていた方が吐いてしまって。そこでわたしが『!』とびっくりしている間にりゅうちぇるは、その場にいた誰よりも真っ先に、大丈夫ですかとティッシュをわたしたり拭いてあげたりしていて、やさしさに驚いたことがあって」と明かし、このようなエピソードを紹介した。
「そんなことを忘れかけていたこの前、わたしの運転する車に息子とおともだちと乗っていたとき、おともだちが車酔いして吐いちゃったときがあって。わたしと息子に、車汚しちゃってごめんねとたくさん謝ってくれるおともだちのママに、息子は『ぜーんぜん大丈夫だよ!もともとめっちゃ車汚いからさ!笑 なんにもにおいもしないよ!』と言っていて。親バカなのかもしれないけれど、これはもう100%、りゅうちぇるから受け継いだ、りゅうちぇるからもらったやさしさやなぁと」
さらに「そんな息子は今日も寝るとき、あれからいつもいっしょに寝ている、りゅうちぇるが使っていた枕を抱きしめて『みんなでぎゅーしよう!いちばんダダをぎゅーしてあげよう!今日お空に着く日だからね』と言ってくれていて。きっと、お葬式後から今日までわたしがあまり涙を流していなかったのは、なんとなくりゅうちぇるの存在をそばに感じでいたからなのかな?と、四十九日の今日思って。りゅうちぇるが無事に空に着けたからかほんとうにもういなくなってしまった気がしたのか、だけど目の前にいてくれる息子のやさしさからりゅうちぇるを感じたからか、なんでかわからないけれど、ひさしぶりに涙がぽろぽろ止まらなかった」と告白。
最後は「別に泣くことを我慢しているわけでもなくて、無理やり笑っているわけでもなくて、でもやっぱり胸が苦しくなる瞬間はあって、りゅうちぇるの写真や動画を見れる日もあれば見れない日もあって、だけどこうして前を向けるのはやっぱり、りゅうちぇるが出会わせてくれたわたしたちの息子が、目の前にいてくれるから。乗り越え方も、悲しみとの向き合い方も人それぞれ。わたしはりゅうちぇるのことを、ほんまにあほやなぁもうと思うことはあっても、責めるつもりもなくて、ただただりゅうちぇるに安心して見ていてほしくて、息子のことは大丈夫だからねと日々思っている。ほんまにわたしは大丈夫。わたしの乗り越え方、向き合い方はこれ。わたしの、わたしと息子のやり方で、りゅうちぇるを胸に明日からも進んでいく。りゅうちぇる!無事に着いたなら、ひとやすみして、しっかり見守っていてね!」と締めくくった。
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