2022年1月7日 17:00 2320
今年新成人となった
毎年新成人メンバーによる乃木神社参拝を行っている乃木坂46だが、8名のメンバーが成人を迎えたのは過去最多。3期生の久保、阪口、中村と4期生の遠藤、賀喜、金川、北川、佐藤は色とりどりの振袖姿で乃木神社の境内に姿を見せ、本殿にて祈祷を受けた。
参拝後には報道陣に向けた会見が行われ、8人はそれぞれに新成人としての抱負を語った。「私は中学3年生のときに加入したので、もう20歳になったんだな……」と感慨を口にした久保は、乃木坂46が乃木神社で行う成人式が今回で10回を数えたことを伝え「デビュー10周年、10回目という、おめでたいときに成人できてうれしいです」とコメント。遠藤は「早く大人になりたいとずっと思っていたので、20歳を迎えることができてうれしく思っています」と思いを語り、賀喜は「誕生日を迎えても、正直何が大人になったのかわからなかったんです。だけど今になって、20年生きてきた経験が自分の中から滲み出てきた気がしていて。20代、がんばりたいですし、どういう大人になっていくのかが楽しみです」と素直な思いを口にした。
「乃木神社での成人式は加入前からの憧れだったのでうれしいです」と笑顔を見せたのは阪口。佐藤は「振袖を着て、改めて成人としての実感が湧きました」と語り、金川は「今日もたくさんの人に会えて幸せです」とうれしそうに話す。「10代の頃、毎日が楽しかったから20歳になりたくないと思っていた」と明かした中村は「だけど特に変わったことはなくて、むしろ楽しみの幅が広がったのかなと思います」と続けた。また、北川は「8人も一緒に成人を迎えられて、仲間がたくさんいるのが心強いです」と言って、同い年の7人に笑顔を向けた。
8人は、絵馬に書き込んだ願い事も順に発表。「自分は自分らしく」と書いた遠藤は「周りに流されない自分らしさを持っていたいという思いを込めました」と言葉の意味を語り、「笑顔」とひと言書き込んだ賀喜は「乃木坂46に入って、自分の笑顔の回数が増えた気がするんです。それに、笑顔の大切さを知ったので、もっと周りの人を笑顔にしたい」と説明する。「今ある幸せを大切にする」と書いた中村は「周りに感謝を伝えつつ、今ある幸せを感じながら過ごしていきたいです」と、慎ましやかな願いを明かした。
「未開拓の地へ」と絵馬に書き込んだのは久保。その意味を問われると、彼女は「挑戦したことのないものに挑みたいという気持ちがありますし、これまでは先輩方がいろんな道を切り拓いてきてくださったので、後輩世代の自分たちも未開拓の地へ挑みたいという思いがあります」と強い思いを口にする。「いつまでも、自分たちの憧れや理想像は先輩方」だという彼女は「先輩方を見ていると、自分の人生に責任を持って進む道を決められているなと思うので、自分もそうなりたい」と、大人の女性としての理想像を語った。
会見の中では、8人それぞれが自身の振袖のポイントについて語る場面も。真っ赤な振袖を選んだ遠藤は「赤への憧れがあったのでこの色にしました」と明かし、当日にいくつかの候補の中から紫の振袖を選んだという賀喜は「『どれにする?』と見せていただいたときに、この着物が魅力的に見えて。自分のメンバーカラーであるオレンジと緑も入っていて『これは運命だ!』と思いました」と声を弾ませた。また、賀喜と同じ“乃木坂カラー”の紫の振袖をチョイスした阪口は「小さい頃から紫色が大好きだったので」とその理由を語る。2人ともにグループのカラーを意識した選択ではなかったことを報道陣にツッコまれると、賀喜は「胸を張って『乃木坂の色だから紫にしました』と言えたらよかったんですけど……偶然でした(笑)」と照れ笑いを浮かべていた。
乃木坂46の成人式では、その年ごとに「◯◯世代」というキャッチフレーズを発表するのが恒例となっている。この質問が報道陣から飛ぶと、久保は「あれでいいよね?」とメンバーに確認し「自分たちは過去最多の(新成人)8人なんですが、7人の先輩方が成人した2015年は『華の94年組』と呼ばれていたんです」と切り出す。西野七瀬や桜井玲香、若月佑美などが名を連ねていた「華の94年組」の活躍を見てきたと続けた久保は「今度は我々が乃木坂46を盛り上げていけたらという気持ちを込めて……大変おこがましいですが『新・華の2001年組』とさせていただきたいと思います」と自分たちのキャッチフレーズを発表。「『新・華の2001年組』の強みは?」と報道陣に問われると、賀喜は「21世紀に産まれたこと、ですかね……? 21世紀になった年に産まれたので、歴史のパワーに満ちあふれているところが強みです! 8人分の歴史パワーです」と胸を張っていた。
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