ミュージシャンのGACKTが24日放送のフジテレビ系「人志松本の酒のツマミになる話」(金曜・午後9時58分)に出演。昔、嫌いだったが、今は大好きになった先輩ミュージシャンの実名を明かした。
この日、「昔、めちゃめちゃ仲悪くて、今はめちゃめちゃ仲いい先輩っています?」と問いかけたGACKT。
「ビジュアル系(バンド)って上からものすごい体育会系の世界なんですよ。異常だったんですよ」と続けると、「僕の先輩にSUGIZOっているんですけど、先輩として、ギタリストとして尊敬してたんですよ。同じイベントに出たら、めっちゃうまいんですよね、ギターが。かっこいいなと思って」と話した。
「本番が終わって楽屋が隣で。ライブ前に僕は気合入れするんですよ。メンバーとダンサーが集まって『行くぞ! オラ』みたいな。そしたら、隣のSUGIZOの楽屋から『うるせえ、コノヤロー。殺すぞ!』って聞こえてきたんですよ。僕はSUGIZOの楽屋の(壁の)すぐそばにいて聞こえたから(楽屋に抗議に)行ったら、(SUGIZOが)すごい静かに本を読んでたんですね」と経緯を説明。
「僕からしたら、そんなテンションでさっきのセリフ言う?って。理解できなかったけど、引けなくて。『てめえ、コノヤロー!』って言ったら、パタンと本を伏せて置いて。すっと立ち上がって『やんのか? コノヤロー!』って」とSUGIZOの“豹変ぶり”を明かし、「それでグッチャグチャになって。その後でテレビ局の人たちが間に入って、和解って形になったんですけど、超仲が悪くなったんですよ」と明かした。
その上で「結論から言うと、彼が(文句を)言ってたんじゃなくて、彼のサポートメンバーが言ってたっていう。こっちは分からないから、ずっと仲悪いままだったんですけど、僕が毎年、クラブとか貸し切ってやる誕生日会で『SUGIZOさんが受け付けにいます』って。こんな時にケンカするのか?って思ったら、SUGIZOが来て、カバンの中から石を出して、殴られると思ったら、『おめでとう』って。『何?』って聞いたら『パワーストーン』って言われたんですよ。『寝る時は常にそばに置いておいて』って言われて。今でも枕元にあります」と、すっかり和解したことを明かしていた。
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