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TBS幹部 WBC盛り上がりに期待「23年で視聴率1位目指す」 実況アナはWBCのためNHKから転職 - スポニチアネックス Sponichi Annex

東京・赤坂のTBS社屋
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 TBSの4月期の改編説明会が7日、オンライン形式で行われ、第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での中継への期待感を口にした。

 9日に開幕が迫るWBC。大きな盛り上がりを見せているが、地上波ではTBS、テレビ朝日が中継を担当。TBSは日本代表の第1ラウンドの初戦9日の中国戦、第2線の10日の韓国戦の中継、準決勝の中継が決まっている。

 永島洋二郎・プロモーション部長は「報道等で連日大賑わいを見せておりますが」とラーズ・ヌートバー選手のサイン入りの帽子を示し、大会をアピール。渡辺真二郎編成部長は目標の視聴率について具体的な数字の名言は避けたものの、「なんとしてでも23年の個人、世帯1位を目指したい」と力を込め、「技術陣、特に音声陣が力を入れており、観客のノイズなど臨場感をとても大事にした中継にしたい」と意気込み。注目選手として大谷翔平、ダルビッシュ有、佐々木朗希、山本由伸、村上宗隆ら多くの選手たちの名前を挙げ、「超一流の選手たちが集まったドリームチーム。大変期待している」と期待感を口にした。また、中継について「完全中継させていただく」と明言した。

 説明会には、中国戦で実況を担当する、同局の南波雅俊アナウンサーがコメントを寄せた。同アナは国際大会では初の実況担当となるが、WBCの実況をするために20年にNHKから同局へ転職したという異色の経歴。南波アナは「高校野球をやっていた頃に大興奮した第1回大会の2006年の初優勝。大学生の頃、テレビの前で、文字通り手に汗握った2009年の連覇。自分にとっても、WBCは憧れであり、夢のような舞台でした。学生時代にアナウンサーを目指した理由は、野球中継に関わりたいから。そして、2020年に、転職した理由の大きな一つが、WBCなどの野球の国際大会に関わりたいということでした。その舞台で実況できる喜びをかみ締め、プレッシャーとも向き合いながら、開幕戦では、目の前のプレーや流れ、野球の楽しさを伝えられるよう、できる限りの準備をして、真摯に臨みたいと考えています」とした。

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