小学生のころに母親がキャラ弁を作ってくれた出来事を描いた漫画が、母親への尊敬でいっぱいです。作者はTwitterとpixivにコミックエッセイを投稿しているR君(@Rkun_pixiv)さん。
ある日、同級生がお母さんオリジナルのキャラ弁を持ってきて、クラス中の話題を独占していました。「凄いでしょ」と彼女は鼻高々。その日のことを「めっちゃ凄かってん!」と母親に話すと、母親は「ふーん」と意味深に相槌を打ちました。
翌日学校でお弁当箱を開くと、ポケモンのキャラクター「マルマイン」とモンスターボールが! どちらも赤と白の球体で作りやすそうとはいえ、ちゃんと目や口などのパーツも貼り付けてありました。母親は息子のために、普段は作らないキャラ弁を作ってくれたのです。
たちどころにクラスメイトからは大絶賛。みんなが大好きなポケモンということもあって、前日とは一線を画す盛り上がりっぷりです。しかし周りの盛り上がりとは反対に、R君さんは、自分のたった一言から一晩でキャラ弁を考えて作ってくれた母親のすごさと愛に、ひたすら感動していました。
母親に報告すると、「あたしの技術的に作れるのが丸い形のアレしかなかったけど、そりゃ人気やったやろうて」と、なんでもないことのように答えました。そして今度は誇らしげに「見たか、母の力を」と言うので、R君さんは力強く「うん!」と返事をしたのでした。
普段は作らないけど、息子のために自分のできる範囲でキャラ弁を作ってくれた母親のことを、R君さんは「俺の母は世界一」と言います。お母さんのことを尊敬しているのが伝わってきますね。
pixivの読者からは「格好いい」「こういう母親欲しかった」「私のママもキャラ弁流行った時頑張ってくれた」など、お母さんへの称賛と「うちの母も世界一」といった母自慢が寄せられています。
作品提供:R君(@Rkun_pixiv)さん
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