12日再開した渡辺明王将(37)と藤井聡太竜王(19)の第71期ALSOK杯王将戦七番勝負第4局(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス、森永製菓協賛)は中盤の勝負どころを迎え、対局室は緊張感が高まっている。
藤井の封じ手は相手の銀に当てる「7六歩」だった。この日午後からオンラインで大盤解説をする谷川浩司九段は「ここを利かしておくことは大きな主張になる。2一歩成と『と金』を作られるが、どちらの得が大きいかということになる」と、藤井の判断の根拠を説明した。
指し手が進み、藤井の4四銀(76手目)に渡辺の手がピタリと止まった。谷川九段は「指されてみれば、なるほどという手。一気に攻め合いにいくのではなく、2二に『と金』を引かれても、4三金左とかわすことができる。渡辺王将は長考に入ったので、読みの本線でなかったことも予想されます。攻めに出るか、一番気になる7六の歩をうまく解消できないか、ということも考えていると思う。大きな勝負どころです」と語った。【新土居仁昌】
※第4局の棋譜などはこちら(https://mainichi.jp/oshosen/2022)からご覧いただけます。
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