
公開中の庵野秀明総監督によるアニメ映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の制作会社・カラーおよび東宝・東映が、劇場で本編を盗撮した映像がネット上に見られるとして注意喚起を行った。 【画像】カラーおよび東宝・東映からの声明 劇場での映画の盗撮行為は「映画の盗撮の防止に関する法律」(映画盗撮防止法)に違反した犯罪であり、盗撮した映像のSNSなどへのアップロードは著作権侵害にあたると説明。 著作権侵害が行われた場合、10年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方が科せられる可能性があるとして、カラーとしても「厳しく対処していく所存です」としている。 カラーでは2018年7月、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の特報の盗撮・ネット投稿にも注意喚起を発し、翌年3月には投稿した人物を特定、警察の捜査を経て書類送検したと発表。 新たに明らかになった映画本編の盗撮被害については、カラーと共同配給を担当する東宝・東映とも協議の上、対応を進めていくという。
待望の『エヴァ』完結編で明らかになった盗撮行為
前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』から約8年、1995年のTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』から数えるとおよそ25年の歳月を経て、2021年3月8日に封切られた『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。 シリーズ最新作にして完結編を待ちわびていたファンは多く、月曜日にもかかわらず公開初日の朝から多くの人が劇場に足を運び、1日だけで興行収入8億円、観客動員数53万人を記録している。 同作としてはじめての週末を迎えるタイミングで、盗撮行為およびネット上へのアップロードが明らかになった。カラーとしては2018年7月の特報映像に続き、再びの注意喚起となった。 当時、カラーは翌年3月に、映画館で盗撮・ネット公開した人物が、同年2月に著作権法違反で書類送検されていたと発表している。 映画館での盗撮行為は近年目立っており、2016年に公開された新海誠監督の『君の名は。』での今回と同様のケースが発生。本編映像が違法にアップロードされたリンクがTwitterなどで多数出回る事態に。 製作委員会は「映画『君の名は。』製作委員会著作権担当」というTwitterアカウントを立ち上げ、ツイートに対して違法動画を視聴しないように直接リプライを送るなど注意を呼びかけた。
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