在京のスポーツ紙7社の映画担当者が選出する第63回ブルーリボン賞の受賞結果が、24日の各紙面で発表された。映画『Fukushima 50(フクシマフィフティ)』が作品賞、草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)が主演男優賞、長澤まさみ(『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』)が主演女優賞を受賞した。
監督賞は、二宮和也主演作『浅田家!』の中野量太監督、助演男優賞は『窮鼠はチーズの夢を見る』『糸』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』の成田凌、助演女優賞は『劇場』『十二単衣を着た悪魔』『ホテルローヤル』の伊藤沙莉、外国作品賞は『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)だった。
主演女優賞を受賞した長澤は、昨年の『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』に続き、史上初の主演女優賞2連覇という偉業を成し遂げた。また、長澤と『MOTHER マザー』で共演した奥平大兼が新人賞を獲得した。
同賞は、映画に取り組む姿勢や人柄も選考対象に含まれるのが特徴。例年は授賞式が開催されていたが、今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となった。(編集部・梅山富美子)
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